ショッピング王ルイのあらすじ
幼い頃、両親を亡くしたルイ。
しかし、彼には財閥の祖母がいたおかげで、フランスの豪邸で暮らすことができました。
不自由のない生活を送っていた彼でも、親がいない寂しさを心の底に秘めていました。
寂しさを埋めるかのように彼は買い物することに熱中します。
彼は生まれつき、目利きの才能がありました。
人はいつしか、彼のことをこう呼びました。
「ショッピング王」
でも祖母に呼ばれ、15年ぶりに韓国に帰ることとなりました。
韓国に帰った彼のため、帰国パーティーの準備が行われています。
その頃、車を運転していたルイは慣れぬ運転のため事故を起こして記憶を失ってしまいます。
気が付いたらルイは路上生活者となっていました。
自分が何者か分からない…。
そんな不安の中、ルイは一人の少女と出会います。
彼女の名はボクシル。
山奥育ちの彼女は家出をした弟を探しにきたのです。
しかも、路上生活者となったルイが着ていたジャージは彼女の弟、ボクナムのものだったのです。
ボクシルはルイが弟の手がかりを知っている、そう思って二人の共同生活が始まります…。
ショッピング王ルイの主要キャストや脚本
ソ・イングク(ルイ役)
言わずと知れた韓国を代表する俳優で、数々のヒット作品に出演しているソ・イングク。「空から降る一億の星」でのシリアスな役柄から、「ショッピング王ルイ」のような子犬のように人懐っこい役柄まで、演技のふり幅が広い俳優です。
“キス職人”と言われるソ・イングクですが、古本屋街でのナム・ジヒョンとのシーンは必見です。
ナム・ジヒョン(コ・ボクシル役)
2004年に子役デビューし、芸歴はすでに19年になるジヒョンさん。
子役では抜群の演技力で子役でもらえる賞を総なめにしました。
子役の人というイメージを払しょくできず苦労しましたが、このショッピング王ルイで子役から大人の女優としての一歩を踏み出すことができました。
そして、共演者に恵まれている女優とも言われています。
ショッピング王ルイではソ・イングクと、あやしいパートナーではチ・チャンウクと、100日の郎君様ではD.O.と共演し、新ラブコメの女王といわれる若手No.1女優に成長しました。
ちなみにガールズグループで元4minuteのナム・ジヒョンさんとは別人です。
ユン・サンヒョン(チャ・ジュンウォン役)
ユン・サンヒョンの温かさが、この作品には溢れています。“あしながおじさん”と言える役柄を自然にこなしています。
脚本はオ・ジヨン作家
ソ・ジソブが伝説のスパイ役で、同じマンションに住む双子のシッターをする「私の恋したテリウス~A LOVE MISSION~」、コ・アラさんが裕福な生活から一転、一文無しになっても笑顔を忘れず自分の居場所を探していく「ドドソソララソ」などの脚本もされています。
今ある環境が一変し、想像だにしなかった方向へ物語を進めていくのがオ・ジヨン作家の持ち味で、このショッピング王ルイも存分にオ・ジヨンさんの世界観が反映されている脚本となっています。
ショッピング王ルイは全何話なの?
- 第1話 ピック・ミー(62分)
- 第2話 僕の新しい世界(63分)
- 第3話 彼女(63分)
- 第4話 僕の記憶(63分)
- 第5話 星月夜(62分)
- 第6話 君を愛するために生まれた(63分)
- 第7話 たぶんそれは愛(62分)
- 第8話 僕のものになって(62分)
- 第9話 君がいないと笑えない(62分)
- 第10話 月の光は僕の気持ち(61分)
- 第11話 夢の中の君(60分)
- 第12話 夢はもうすぐ現実に(58分)
- 第13話 今 この瞬間(54分)
- 第14話 勝者が全てを得る(55分)
- 第15話 私のすばらしい人生(59分)
- 第16話 星に願いを(58分)
韓国では全16話として放映されましたが、日本の地上波放送では22話となっています。ここでは16話の放送を基準としながらお話をしています。
ショッピング王ルイのOSTに参加しているのはBTSではなくMONSTA X
ショッピング王ルイのOSTにBTSが参加していると思っている人も多いようですが、実際はMONSTA X、モンエクです。
モンエクがビート感あふれる「The Tiger Moth」という楽曲を提供していて、物語の重要な局面に使われています。
個人的にもサビの部分がカッコよくて、ふと気づくと口ずさんでしまう思い出の曲でもあります。
ハヤンケ ハヤンケ カスム テウォ ライクアファイア
하얗게 하얗게 가슴 태워 Like A Fire ~
(白く 白く 胸を焦がして 炎のように)
このサビ、本当に頭に残るメロディです。
ショッピング王ルイでのイングクの歌やピアノのシーンはあるの?
ソ・イングクが芸能界のスタートを切ったのは俳優ではなく、韓国のオーディション番組『スーパースターK』で優勝したことによる歌手デビューでした。
その為、いろいろなドラマで自慢の歌唱力を披露しているソ・イングクですが、ショッピング王ルイでは残念ながら歌のシーンがカットされてしまっています。
13話(16話版)でルイを騙してお金が巻き上げた不良少女3人組が、一生懸命ニンニクの皮むきをしていたので、ルイが「僕が歌を歌ってあげるから頑張って皮をむいてね」とだけいうのですが、実はその続きがあるのです。
ルイは「今、この瞬間」という曲をピアノを弾きながら歌っていました。
そこにいた人たちはみなルイの歌とピアノに耳を傾け一つになる、とても良いシーンなのですが、何故かカットされています。
実はもう一つ歌のシーンがカットされているのですが、それはルイではなくジュンウォン本部長の歌です。
同じく13話でのことなのですが、実はボクシルが山奥の故郷に帰ってしまいます。ボクシルを連れ戻すためにルイとジュンウォン本部長がボクシルの故郷まで行った時の話です。
トイレが怖いので、外で歌を歌っていてほしいとルイがジュンウォン本部長に頼みます。その時、ジュンウォン本部長が歌ったのが「今、この瞬間」という曲でした。
でも、ジュンウォン本部長のその歌もカットされてしまっています。
とても良い話の流れだと思いますし、イングクの美声はファンにとってたまらないと思うのですが、カットされてしまっています。残念…。
ショッピング王ルイにシーズン2、続編はあるの?
荷物を盗られ、無一文になってしまったボクシルがジュンウォン本部長に50年物の高麗人参を売りつけるシーンがあります。
最終話にも同じようなシーンがあり、ジュンウォン本部長はボクシルと出会った時のことを思い出します。
最終話で高麗人参を売りつける訛りの強い山奥出身の娘ワン・モンシルとしてカメオ出演したのはチェ・スビンさん。
このシーンがあるため、ショッピング王ルイにシーズン2があるの?とか続編があるの?という声があるようですが、韓国の放送局MBCを見ても残念ながらそのような記事は見当たりませんでした。
でも、続編を待ち望んでいる人も多いと思うので、その願いが届くことを願うばかりですね。
ストーリーのテンポも良いので、あっという間に見終わると思います。
笑いあり、涙あり…心温まる素敵な物語です。
コメント